世界の食文化講習会(フードデザイン)
こんにちは。1月22日(水)、生活福祉系列のフードデザインの授業において、世界の食文化講習会が実施されました。
講師は、本校で韓国語の授業を担当してる朴宣姫先生です。
本日は、3年次生最後の調理実習です。韓国の食文化を理解し、他国への興味関心を高め、広い視野をもって世界を見つめる力を養うことを目的として実施いたしました。
本日は、キムパブ(キンパ、キムパ)を作りました。海苔で米飯を巻いてつくります。日本でいう、海苔巻きです。日本の海苔巻きとの違いは、酢飯を使わない。ごま油が入る、生魚が入らないといった感じです。
今回の具は、ほうれん草、にんじん、ごぼう、卵焼き、たくわん、魚肉ソーセージ、カニカマで、色のバランスがよい感じでした。最初に先生が作りながら説明をして、その後生徒達がつくりました。
生徒のみなさんが作っている間に、先生が韓国風のわかめスープを作ってくれました。日本で作るわかめスープとの違いは、最初にわかめを炒める所と、ねぎを入れずににんにくを少々入れるとのことでした。
キムパブが完成しました。ご飯にごま油がまぶしてありますが、巻いたあとの海苔にもごま油をしみこませています。ごまを振りかけて完成です。
最後に食べながら、食事に関する韓国と日本の文化の違いについて説明もいただきました。朴先生、ご指導いただきありがとうございました。
以下は生徒の感想です。
私は、K-POPをきっかけに韓国にとても興味が湧きました。最後の調理実習でずっと作ってみたかったキンパを作ることができてとても嬉しかったです。韓国のおにぎりは、たくあんが入っているなど、彩りが良いのが特徴的でとても見栄えが良いと感じます。今回キンパを作ってみましたがとても美味しく、わかめスープも日本のものと調理の仕方に違いがあり、学ぶことが盛りだくさんで2時間があっという間でした。他国の食文化を学びながら歴史も学ぶことができ、韓国がより一層好きになりました。
3年 藤原 彩名
今回キンパを作ってみて、家にあるものやお手軽に手に入る食材で作ることができ、作り方も簡単で家でも作ってみたと思いました。また、日本の太巻きは、およそ3種類ぐらいの食材を中に入れることが多いですが、キンパの場合は、7種類ぐらいの具材を入れたり、一つひとつの具材の色を変えたりと、とても色鮮やかで日本のものと違った感じで良いと思いました。普段、韓国料理を食べるとしたらキムチぐらいしかないので、他の料理も食べることができて良い体験となりました。
3年 吉田 心春
ほとんどの食材をごま油で炒めているので、匂いだけでも食欲をそそられました。七つの具材が入っているので、彩りが豊かで見た目も味もgoodでした。具材がたくさんなので、巻くのが少し大変でした。
韓国のわかめスープは、日本のものと違ってわかめをごま油で炒めることを初めて知りました。いままで飲んだスープのなかで一番おいしかったです。
3年 伊藤 七海