旧校舎の管理
こんにちは。先日事務長さんに誘われて、旧校舎の点検に同行いたしました。本校は平成21年に岩谷堂高校と岩谷堂農林高校が統合しました。現在の校舎は、岩谷堂農林高校があった根岸地区にあります。旧岩谷堂高校は、館山地区にありました。両方とも高台にあります。
都会ではれば、学校の跡地を別の用途に使うこともできるのでしょうが、校舎を閉じた後も維持管理が必要となります。
先程、旧岩谷堂高校と書きましたが、さらにその前の時代、この地に岩谷堂農林高校がありましたので、このような碑があります。
一帯は「館山史跡公園」となっております。江戸時代、岩谷堂伊達家五千石のお城がありました。
館山から水沢方面を見ますと、焼石岳やその麓の胆沢扇状地がみえます。胆沢扇状地は、日本三大扇状地の一つです。地理の授業で、扇状地は水はけが良く果樹園などが多いと習うのですが、胆沢扇状地は行ってみると田んぼが結構あります。先人の努力によるものです。
校舎にも入ってみました。大学の講義室のような部屋もありましたし、プレートに英語がふってあるのが珍しかったです。さすが、日本で最初の総合学科の校舎です。
ということで、本校職員でもそう入ることの無い旧校舎の紹介でした。