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生卵を割らずに4階から落とす(後編)

 こんにちは。今回は後編です。
 前編があるので、お読みでない方は、まずそちらをお読みください。

 2年次の総合的な探究の時間における「工作研究」の後編です。先週、悪天候で延期になり、生卵を使った記録会は5月1日(水)に行われました。2学次の20チームと先生2名が、生卵が入った緩衝器を4階から落とし割れていないことを前提に、「落下時間(秒)×緩衝器重量(g)=得点」を競い合います。得点が一番低いチームが優勝となります。


4階です。


332gと書いてあります


下から4階を見ています。

 つまり、緩衝器は軽い方が有利、落下速度は速い方が有利となります。パラシュート型であれば、生卵が割れる可能性は下がりますが、落下速度は遅くなります。


卵は筒の上の方でしょうか
落とした緩衝器を拾って卵を確かめます。


中にはクッションがたくさん入っていました。

 この班は、とげで衝撃を抑え、中にはクッションを詰めて卵を守る作戦のようです。卵は割れていませんでした。
 卵が割れなかったチームは半分でした。
 ちなみに、卵は競技後においしく頂いております。


パラシュート型です


優勝チーム

 優勝したのは女子4人組。緩衝器が小さいので、重量が軽く、落下速度が速かったのでしょうね。それでも生卵が割れない工夫は何だったのでしょうか。先生曰く、賞レースに強い4人組だそうです。
 この授業にはまだ続きがあるようですので、続編が出ると思います。